効率的に生きること

人は同じ時間、同じ経験を過ごしても、なぜか格差がつく。

その原因は、目的意識にあると思う。

目的意識を持つ人は、自分に今必要なことがわかり、何をすべきか分かったうえで行動している。

それに対して、目的意識を持たない人は、自分に何が必要で、今何をすべきかもわからないまま行動している。あるいは今何をすべきかがわからず、楽なほうにばかり流され、当初持っていたはずの目的を忘れ、それを達成することができなくなってしまう。

そうならないためには、目的意識を持つ必要がある。

目的意識をもてば今自分が何をすべきかがわかるので、行動に迷いがなく、生き生きしている。

では、どうすれば目的意識を持てるようになるのか。

これは、常に自分の目的が何であったかを意識し、そのためには何が必要で、自分は今何をすべきかということをはっきり意識することである。

人生は限られている。

だから、目的を達成するためには、無駄にして良い時間などありはしないのだ。

暇つぶし、などという言葉を使うのは論外である。

だから、常に自分の目的を見える化して意識できるように、そのためには何をする必要がるのかも見える化する必要がある。

もう一度いうが、人生は非常に短く、有限なのである。

だから、無駄にしてよい時間など存在しないはずだが、目的意識を持たない人は、簡単に無駄にしてしまう。

なぜなら、そうすることが楽だからだ。

人生は、楽に過ごすためにあるのではない。

何事かをなすためにあるのだ。

だから、目的意識を持たないで過ごす時間など、あってはならないのである。