勉強論のまとめ
そもそも、なぜ勉強しなければならないのか。
それは、勉強のメリットがその他の行動のメリットよりも甚大であるからである。
しかし、メリットを分かっていても、実際に行動できない。
そんな時には、目的意識を持ち、やりがいを感じることと、楽しさを感じる事が重要になる。
勉強の目的は、自分のためになることに加え、相手のためにもなることにする。
なぜなら、それが結局自己肯定感や幸福感になり、自分のためになるからだ。
また、勉強に打ち込んでいる姿はカッコイイ。
そのカッコイイ理想像に近づくためにも、勉強に打ちこむのが良い。
実際に勉強のモチベーションを上げる上で最も重要となってくるのが、勉強の楽しさだ。
勉強の楽しさは、できる喜びと、知的好奇心による快楽に分けられる。
できる喜びは、適切な方法で、適切なレベルで、また勉強自体をゲーム化することによって感じられる。
勉強の適切な方法は、各科目ごとに違うので今は省略する。
適切なレベルとは、簡単すぎず難し過ぎずということだ。
勉強のゲーム化とは、タイムアタック、スコアアタック、チェックリストによってなされる。
これらの方法を続けていくことによって、最終的に勉強は楽しいものだと思うようになる。
また、勉強の目的として大きいものは、試験で合格することだ。
試験で合格するためには、勉強の方向性と、勉強の量が重要となってくる。
勉強の量は誰でも努力すれば増やせる。
ここで見ていくのは、勉強の方向性を合わせることである。
勉強の方向性を合わせるためには、まず最初に目標を分析し、その分析から今現在やるべきことに落とし込み、それを見える化し、実践していくことである。
目標を分析する中で、一番効率が良いのは、先人に聞くことである。
また、実践していくなかで重要なことは、全体像を意識することと、アウトプットすることである。
全体像を意識することとは、各科目を筋の通ったストーリーで説明でき、その説明できるストーリーの中で現在勉強しているものが、どの位置づけなのかを常に意識することである。
そうすることで、重要なポイントを確実に理解することができ、また応用問題も解けるようになる。
ストーリーを作るには、人に聞くのが一番だが、自分でも教科書を要約したり、間違った問題などで自分に何が足りていなかったのかを意識することでストーリーを作れるようになる。
アウトプットの重要性は、それが勉強したつもりになることを防ぐことができる点である。
インプットは2割、アウトプットは8割が一番効率の良い勉強である。
また、勉強ではストレスを減らすことが重要だ。
そして、勉強とは独学でやるのが最も効率の良い方法なので、授業や模試は独学のツールとして捉える。
授業は、知識のメリハリをつけることと、全体像を意識することができる。
授業を効率的に使うには、予習が必要だ。
その際、章の構成を把握しておく。
授業を受けている際も、アウトプットをしよう。
授業を受けている途中で、一旦立ち止まって自分の言葉で要約するのが良い。
そうすることで、授業に対しても能動的になれる。
また、具体と抽象を意識することも重要だ。これは、幹と枝葉の関係と同様だ。
勉強をさらに効率的にするためには、時間を有効活用する必要がある。
その時に、長時間同じ作業をしていると集中力が途切れてくるので、休憩が必要だ。
休憩によって勉強時間が奪われてしまうことのないように、休憩は区切りがつけやすものがよい。
それか、得意科目を休憩にしてしまうのが良いだろう。
自分の場合は、英語が好きなので、休憩には英単語を覚える。
また、隙間時間を使うことも有効だ。
一日の内には、手を動かしていても、頭が自由になっている時間が多い。
その時間に、今まで勉強した内容を復習してみるなどをすると、勉強時間を更に増やせる。
また、勉強しても点数が伸びない場合は、時間が足りない場合とケアレスミスをしている場合がある。
そのどちらも、勉強をゲーム化することで解決することができる。
次に、効率の良い暗記方法についてみていく。
暗記は、アウトプットを反復することで可能となる。
それを効率化するために、マーカーや語呂合わせを使う。
マーカーは、自分が知らない部分だけに線を引き、復習を効率化する。
語呂合わせは、ストーリーを作れるうえ、隙間時間にアウトプットしやすくなる。
以上のことを全て頭に入れ、重要な点を意識することによって、誰でも勉強ができるようになるはずである。