効率の良い勉強法 大学受験ver

自分は現在自称進学校に通っている高校生だが、もうすぐ受験で、焦り始めている。勉強では量と質が大事とよく言われるが、量は自分で稼ぐとして、質は教材によるところも大きい。

自称進学校では、学校の授業だけでどこでも受かる。塾には行くな。と良く教師が言うが、果たして本当にそうなのだろうか。

言うまでもなく、生徒の学校で拘束される時間は一日の大半を占めており、その授業が勉強の中心になる。

しかし、自分は学校の授業は効率が悪過ぎると考える。その理由は大きく分けて3つある。

1つは、そもそも勉強とは自分の分からないところを分かるようにする作業なので、1クラス40人程が同じ授業を受けて、それが自分にとって効率の良い授業になるはずが無いからだ。教師は40人のなかで勉強が遅れている子に合わせるので、上位層は暇になる。それで内職したりすると、邪魔したりするのは理不尽の極みである。

2つは、映像授業の方が効率的だからである。現在は、科学技術が進歩して、自宅でスマホで授業が受けられる。

しかも、講師はベテランで、学校の教師よりも遥かに教えるのが上手だ。それでいて、月980円ほどのサービス(スタディサプリ)もある。

映像授業が効率的である理由は、分からなければ立ち止まって調べたり考えたりできる点と、既に知っている範囲なら自分で選択して倍速にしたりできることだ。これが通常の授業と異なり、自分の分からないことを分かるようにする、という目的に非常に合致することが分かる。

3つは、勉強はインプットよりもアウトプットの方が大事だという点である。勉強ではインプット2割、アウトプット8割が最も知識を吸収する上で効率的だと研究で明らかになっているが、学校に通っていると、それができない。学校に通っていると、インプット8割、アウトプット2割のような、逆転現象が起きてしまうのである。これではインプットとした知識を効率的に吸収できない。しかも、そのインプットした知識は、教師の無駄な世間話やギャグなど、吸収するに足らないものも多く含まれる。教師の話を聞くくらいなら、独学したほうが遥かに効率的なのである。

つまり、最も効率的に勉強したいなら、学校を辞めて、映像授業で独学した方が遥かに効率的だと言える。高卒認定試験はある程度勉強した人なら楽勝で受かる。医学部受験では少し不利になるかもしれないが、そのデメリットよりも勉強ができるようになるというメリットを活かすべきだと考える人は、そういう方法を考慮してはいかがだろうか。