人生の有限性

若者にとって、人生は有限であることを認識するのは難しいことかもしれない。

だが、現実としては、人生は有限であることは自明である。

人は死ぬまでに過ごせる時間というのはほぼ一定であり、有限だ。

また、高校時代や、大学時代、というのも完全に有限である。

そう考えると、いかにその時間を有効に使えるかどうかが重要となってくる。

すなわち、時間が有限なら、その質、効率が重要となってくる。

また、自分が本当にしたいこと以外をするのはまさしく時間の無駄である。

そうならないためには、目標を持って生き、することの優先順位を定めることが重要だ。

自分にとって優先度の高いものをするのが一番であるのだ。

では、その優先度はどうやって決めるのか。

それは、それによって自分の幸福が最大化されるかを考えるのだ。

自分がその選択によって最も幸福になると考えるのなら、その行動をしない理由は無い。

逆に、自分の幸福を最大化するためにも、優先度が一番高いもの以外はしないようにすることだ。

これは、刹那的に幸福が最大化されたとしても、その合計値として結局は低くなってしまう行動が多いことに注意するべきだ。

例えば、ゲーム、ネットサーフィン、YouTube、テレビ等だ。

これらは、今の時代、簡単に刹那的幸福を得られるものとして、多くの人が中毒になってしまっている。

しかし、だからこそ、その多くの人と違う選択をすることで、自分の選択の価値が増大するのだ。

こう考えると、勉強をしない理由は無い。

ゲームをしている暇があるなら、勉強をして自分を磨く時間に当てるべきなのだ。

そうすることが、結局は最後に自分の幸福に繋がるのだから。